hirunireの庭

日記、詩(のようなもの)。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ストーリーテラーは水に浸かる 詩

いくつもの感傷のささくれが 同時に悲鳴をあげている シーソーゲームの結末はいつも おなじで決まっているから 君は風呂場で泣くの? 傷口の血が乾くのは、自分自身の進化なのだろうか? 冬のつめたさは指の腹をうすくして 隙間風吹く部屋の訪問者はただ隅に…

あした晴れたらまくらを干そう

あした晴れたらまくらを干そう。 今決めたことだ。このところ、札幌は晴れが続いていて、つるつる路面がしゃりしゃり路面になってきている。うれしい。春を感じる。 一方で、路肩どころではなく、路につみあげられた雪の山は一向になくなる気配はない。JRは…

2月9日 間違える

JRは今日もあまり動いていない。ので、いつもより一時間早く家を出てバスに乗り、地下鉄に乗り継ぐ。道中聴いていたビヨンセ “Countdown” が一日の始まりを優雅にしてくれた。去年のクリスマスに街に飾られていたビヨンセとジェイ・Zのティファニーの広告が…

眠り支度

部屋の明かりをつける時はオレンジ色の明かりにしている。理由はないけどなんとなく穏やかな気持ちになれる。あと眩し過ぎなくて好い。その明かりの下で、壁にもたれかかってポータブルCDプレーヤーでお気に入りの音楽を聴きながら詩集を読むのが私の寝る前…

二月

降っているというよりも吹いている雪に身をさらして歩いていると、寒さよりも痛さを感じるようになってくる。ここは札幌、いまは二月。 あと1ヶ月半くらいで冬は終わるけれど、わたしは何か思い出をつくれただろうか。詩の世界では冬はさびしいものだけれど…