hirunireの庭

日記、詩(のようなもの)。

あした晴れたらまくらを干そう

あした晴れたらまくらを干そう。

今決めたことだ。このところ、札幌は晴れが続いていて、つるつる路面がしゃりしゃり路面になってきている。うれしい。春を感じる。

 

一方で、路肩どころではなく、路につみあげられた雪の山は一向になくなる気配はない。JRは今朝も、乗ろうと思っていた列車が運休していた。今年は雪が多いので、そういうことも想定内だ。除雪、排雪を行なって下さっている方々は、夜中までお仕事をしてくれる。ほんとうにありがたい。今年は北海道全域にいっぺんに雪が積もったので、普段の年は雪が少ない地方から雪をのせるダンプカーを札幌へ回してくれていたのがなくなってしまい、雪を運ぶダンプカーが不足しているそう。ダンプカーを増やしたとしても、夏場の出番が少ないために夏は荷物になってしまうらしい。

 

夕方にセーターの毛玉とりをした。毛玉とりができる余裕が自分のなかにあることが、結構すごいことなんじゃないかと感動してしまった。やり終えた頃にはこんなに毛玉がついているセーターを外へ着て行っていた自分が恥ずかしくてたまらなくなった。

 

平野紗季子さんと橋本愛さんの「きみと食べたい」の録画をみた。純粋に、北海道におふたりがいらしていたことが嬉しかった。それから、グスベリの実が祖母の庭にもあったことを思い出させてくれた。グスベリは英語でgooseberry。祖母のルーツが山形なので、山形訛りで祖母が“ぐずべり、ぐずべり” と言っていたことを思い出した。あぁ、祖母に会いたい。もう亡くなってしまったけれど。

 

ワイナリーのシーンの、「1が100になるのではなく、1が100あったほうが世界は豊かだと思うから」という言葉になんだか目がうるんだ。わたしも何かの1になりたい。いい番組だった。

春はさくらんぼ、秋はりんご、などと、普段余市の恩恵を充分に受けているわたしだけれど、余市には一度も行ったことがない。今年はバスで行ってみようと思った。たのしみだ!

 

あしたは晴れたらまくらを干す。