2022-01-30 ■ のびかけの爪に気がついたとき空には欠けた月が浮かんでいて透かして見ると瓜二つで青白かったそのうち空が白んできてみたこともない鳥が /野鳥の区別がつかない私が鳴きだしたそんなに朝が来るのが嬉しいなんて夜が終わるのが泣きだしたくなるだなんて私と一緒じゃないか. /きみの名前はしらないけれど 少しずつ濁っていく水面はまるっきり新しい朝のリフレクション思い出してきょうの新聞紙をひろげて爪を切る /ぱち かち ぱち